普通高校の学習についていくのが難しかった

【保護者の声】

普通高校に進学したのですが、もともとあまり勉強が好きではない子なので、すぐに授業についていくことができなくなってしまいました。

先生に相談をしたのですが、「中学時代の勉強が身についていない。もう一度、そこから復習してきて下さい」と言われるだけで、特に何かの対処をしてくれるわけではありませんでした。

わたしたちも共働きで子供の勉強を見てやれる時間もなく、子供が夜遅くまで辛そうに教科書を開いているのが、もうかわいそうでした。

同じような境遇の子どもたちや家庭がどのようにしているのかをネットで調べている中で通信制高校について知りました。

高校の勉強についていけないからと諦めて、最終学歴を「中卒」にするのはもったいない。

通信制高校なら、学年やクラスも無く、自分の速さで勉強が進められる。

中学で習う内容の学び直しもサポートしてくれるから、つまづいたところまで戻って勉強することができる。

そして、通信制高校への転校なら、それまでに通っていた高校でがんばって取った学習単位はそのまま認められるから、子供のがんばりも無駄にしないでいいということも決め手でした。

転校後…先生たちがやさしく教えて下さったおかげで、子供もだんだん高校レベルの勉強についていくことができるようになりました。

子供は17歳になりますが、先日、この子が生まれて初めて「勉強がちょっと楽しい」という言葉を聞くことができ、ちょっと涙が出そうになりました。環境で人は変われるんだな、うちの子にはここの先生たちが合っていたんだなと思います。

卒業はもう少し先ですが、きっとこの学校で教わったことはこの子の糧になると信じています。