タブレットの可能性について

 夏休みですね!まあだからと言ってどこか遠くに行けるわけではありませんが・・・・。

 そうそう!夏休みと言えば「自由研究」ですね。この言葉を聞いただけで「せっかく今テレビでオリンピックで日本が活躍して様子を見てこっちもいい気分だったのに・・・・!ああ嫌なこと思い出させないでよ!!」なんて言葉が聞こえてきそうですね(笑)そんな自由研究ですが、今では「タブレット」が広く普及しているのでそれを活用して自由研究を行っている人もいることでしょう。

 先日とある私立中学校に通っている生徒から「夏休み中の学校の社会の授業で『タブレットを使った調べ学習』をしている」という話を聞きました。その学校は通常授業でも「タブレットを使った調べ学習」を行っているそうです。その生徒はあまり調べ学習が好きではないようでしたが「自らテーマを設定して・タブレットで調べて・まとめて・発表する」ことはとても大切なことですしこれからますます必要とされる能力だと私は思うので是非とも嫌がらずに頑張ってもらいたいものですね。

 私事で恐縮ですが私が通っていた大学はワンキャンパス内に幼稚園から大学院までがそろっているところでした。そして図書館としてまず「大学の付属図書館」がありました。ここはまさに「知の宝庫」という感じでしたね。ちなみに学生時代が私が「儒教」に関する本の貸し出しを申請したら「昭和13年に発刊」されたまるで古文書のような本を貸し出されたことがありました。そしてここだけでなく幼・小・中・高にそれぞれ一つずつ図書館がありました。その一つずつの図書館がなかなかのボリュームでした。幼稚園生・小学生・中学生・高校生などが大学の付属図書館に行かなくてもなんとかなる理由として創立者は「子供は疑問に感じたことをすぐに知りたがる。そして調べるため図書館への長い道のりを歩いていく途中で知的好奇心への興味を失ってしまう!疑問に感じたその瞬間が大事なんだ!」ということらしいです。

 まあこれは半世紀以上も前のことですから今ならば「知的好奇心を抱いたその大切な瞬間」はタブレットが満たしてくれるというわけです。こんな優れた機器をしっかりと使いこなしたいものですね。でも今日の静岡新聞に「学校から支給されたタブレットを夏休み中家庭に持ち帰って家庭学習に使ったところいろいろなトラブルに巻き込まれる事例が増えている」という記事が載っていました。インターネットに繋がっているということはその分メリットもあればデメリットもあるわけです。デメリットに巻き込まれず最大限学習に生かすことができるようにするための工夫をこれから考える必要があるのではと私は思いましたね。

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