「本当に大切なことって?」についての一考

 今朝とあるテレビ局のワイドショーを見ていたら「地球温暖化」について研究をして初めて気象学の分野でノーベル物理学賞を受賞予定の「真鍋淑郎さん」についての話をやっていました。テーマは真鍋淑郎さんが「日本に帰りたくない!」と記者会見の場で発言したことが物議を醸しているというものでした。

 真鍋さんは愛媛県出身とのことですが「米国籍」を取得しているので現在はアメリカ人ということになります。そんな元日本人の真鍋さんがなぜ「日本に帰りたくない!」などと言ったのでしょうか?話を聞いていると真鍋さんのコメントの中に「日本では自由な研究ができないから渡米した」というものがありました。最近日本の優秀な人材がどんどん海外に流出しているとのことです。先ほどの真鍋さんのコメントの通り「日本では自由な研究ができない」ということが理由らしいです。

 そのワイドショーではアメリカの名門大学である「スタンフォード大学」に留学した「松本杏奈さん(18)」という方も紹介されていました。この松本さんのエピソードが考えさせられましたね。松本さんの髪の毛は鮮やかなピンク色で染められていました。最初スタンフォード大学の研究室に入るときに「こんな色の髪の毛じゃ怒られるかも」と思い恐る恐る入室すると研究員の中にレインボー色に染められた髪の毛の人がいたとのことです。それを見て松本さんは「負けた!」と思いながら自由な雰囲気に安心したそうです。

 松本さんは「日本では髪の毛の色だけで門前払いされてしまう。髪の毛の色なんて何色だっていいじゃん!研究の業績を上げればそれで良いと思うんだけど」という感じのコメントをしていました。そうなんです!本当に大切なことってこういうことだと私も思いましたね。「形式」なんてどうでもいいんですよね!こういう形式にこだわる日本の体質は自由な研究を阻むことになるのではないかと私は思っています。

 「ドクターX」が昨日始まりました。あのドラマにも言えますよね。天才外科医の大門未知子は天才なのに「フリーランス」ということと旧態依然とした大学病院のしきたりに真っ向から「致しません!」と拒否するため周りから煙たがられています。一方医師としての才能はイマイチでも組織人として「御意!」「忖度!」を繰り返すことのできる人間の方があたかも優秀な医師であるかのようになっています。

 もっと本当に大切なことって何?ということを真摯に考える必要性があるのではないかと私は上記のテレビ番組を見ていてつくづく考えさせられましたね。

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